裸に真っ赤な首輪をしたレナに、拘束椅子に座るようにご命令が下される。
服をお召しのご主人様がゆっくりゆっくり
コツ、コツ、と、近づく。
両手は手枷でひとつに束ねられ、天井から垂れたチェーンにかけられる。
ジャラ、ジャラ、
とチェーンは音を立ててレナの両手が入ったままの枷を持ち上げる。
足を開いて…
左右に足を開くと、膝がそれぞれ拘束台に固定された。
んん…
なんだ?どうかしたか?
目の前のソファには、服を着たカップルさんが。
んん…
ボールで言葉が失われる。理性も失われる。
露わになった秘部には冷たいジェル。
グローブをしたご主人様の手の指が…
一本、
二本、
三本、
四本、
五本。
ぐっ!
…んーーー!!
レナの中でご主人様の大きな拳が激しく暴れる。
ジャラジャラと鳴るチェーン。
叫んで、腰を浮かせて、その強過ぎる快楽を耐える。
あっ、吹いた!
カップルさんの声が、自分の立てる騒音の中で不思議と鮮明に耳に入ってきてしまう。
失神しちゃうんじゃ?
そんな言葉も聞こえた。
お漏らししてる感覚も表情が崩れている感覚も何もないまま、ひたすら許される動きと出せる限りの叫び声で
拳の大きさに耐える。
許されるまで。